ご契約の流れ

初回相談

まずは当社へ電話（TEL：047-404-4010）もしくはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。お客様のご都合の良い日時、場所で初回面談を行います。初回面談では、お客様から売却する物件の情報、売却希望金額、いつまでに売却したいか、売却理由など様々な項目についてヒアリング致します。このヒアリングが大変重要で、売り出し価格や売却計画、スケジュールを決定する際の検討材料となります。
また、初回面談では、物件売却までの大まかな流れを説明し、お客様にもご理解頂いた上で、次のステップに進めていきます。

物件調査・価格査定

物件調査は、初回面談よりも詳細なヒアリング、現地調査、役所調査という流れで実施します。売却する物件の歴史や現在の状況を正確に知ることで、物件の魅力や将来の可能性を最大限に引き出した売却提案が可能となります。
物件調査が完了すると価格査定となります。一般的に不動産には4つの不動産価格（固定資産税評価額、路線価、公示価格、実勢価格）と3つの不動産評価法（原価法、取引事例比較法、収益還元法）があります。
当社では、4つの価格の特性と3つの評価法の特性を踏まえ、お客様の物件に最適な価格、評価法を選択、併用し、さらにこれに個別の事情を考慮した補正をすることで、「勝負できる価格」を提案します。

媒介契約

価格査定の結果から「売り出し価格」が決まったら、お客様と当社の間で物件の売却業務に関する媒介契約を締結します。
媒介契約には、一般媒介、専任媒介、専属専任媒介の3つの形態があります。それぞれの契約形態についてその違いやメリット、デメリットをお客様に説明し、どの契約形態にするかを協議し取り決めます。
なお、この媒介契約が締結されるといよいよお客様の物件の販売活動が開始となりますので、今後の流れや定期報告のスケジュールなどについての説明もここで実施します。

販売活動、買付受入

販売活動では、当社だけでなく、他の不動産業者のネットワークや国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構の会員のみが利用できる不動産情報ネットワークシステム（レインズ）を活用し販売活動を行います。
これらの販売活動の進捗やお問い合わせ状況などを定期的にお客様へ報告し、売却方針や売却計画の継続や見直しの必要性などお客様と協議しながら進めていきます。
販売活動の結果、お客様の物件の購入を希望する方から買付申込（買付証明書）が入り、先方の購入希望条件とお客様の売却希望条件が折り合えば、売渡価格や売渡条件などを記載した売渡証明書の提出へと進んでいきます。仮にお客様の売却希望条件に合致しなければ、その買付申込はお断りし、次の買付申込の方との交渉に移ります。

重要事項説明

お客様の売渡証明書と買主様の買付証明書に基づき、売買価格、引渡状態、引渡時期などの条件がまとまったら契約手続に進んでいきます。
まず、お客様の物件の売買仲介に入った宅建業者（当社及び買主様側宅建業者）が買主様に対して、現地調査、役所調査などに基づく取引物件と取引内容に関する重要事項の説明を行います。この重要事項説明の目的は、買主様に取引物件と取引内容について十分に理解して頂くことで、後々のトラブルや紛争、不測の損害からお客様と買主様を守ることにあります。
宅建業法では、売主様への重要事項説明は義務とされていませんが、当社では売主であるお客様にも十分なご理解をして頂き、お客様を守るため同様の重要事項説明を行います。

売買契約

重要事項説明が完了したらいよいよ売買契約の締結です。売買契約書には、物件の表示、売買価格、支払方法、引渡時期や特約条項（案件独自の取り決め事項）など、お客様と買主様のこれまでの商談内容が記載されます。
お客様と買主様に売買契約書の内容をご確認頂き、問題なければ無事に売買契約締結となります。
売買契約後は決済に向けて動きます。売主であるお客様の決済で必要な書類の準備や諸手続を当社でしっかりと手配、フォロー致しますので最後までどうぞご安心ください。
決済が完了すれば、売買契約に定めた期日での引渡しを行い、お客様の不動産取引が完結します。
なお、当社ではお客様の不動産取引が完結したのちも、税務面でのアドバイスやサポートなども積極的に行いますので、こちらの面でも頼って頂ければ幸いです。